イベントレポート:「多様な参加者を想定したイベント運営」勉強会

2026.2.25

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イベントレポート:「多様な参加者を想定したイベント運営」勉強会

多様性包摂共創センターDEI共創推進戦略室は、2026年2月20日(金)に「多様な参加者を想定したイベント運営」勉強会を開催しました。今回の勉強会は、学内構成員を対象に実施し、36名の参加がありました。イベントには、自動翻訳・字幕と手話通訳もつけました。

まずは、下記の資料に沿って、2025年9月22日に開催したキックオフシンポジウム「共に創るDEI」での経験について、お話しました。
DEIに配慮したイベント運営のTips | IncluDE 多様性包摂共創センター | 東京大学

その後、ご参加いただいた当事者評議会の委員の方々からコメントを共有いただきました。加藤陽子委員からは、車いす利用者としての視点や「誰でもわかる形」での進行方法についてご意見をいただきました。松森果林委員からは、エリアマップの工夫について称賛のお言葉をいただきました。また、ピンマイクについて、ポケットがついていない服装だと使用しにくいことが問題提起され、その点も含め「インクルーシブ」について考えていくことの必要性について共有していただきました。当日ご欠席だった山田悠平委員は、精神障害のある人の視点から「休養室やカームダウンスペースがあることの意義や導線の周知方法」や「座席が選択できること」の重要性について、事前にコメントをいただきました。

最後の意見交換会では、昨年9月22日のイベントで運営にも協力してくださった廣川麻子さんから「どこまで歩み寄って、対応するのか」という点の難しさについて共有していただきました。その後、会場選びの重要性や「やさしい日本語」やその表現方法について議論が行われました。

参加者からは、個々の現場での工夫の実践が「その場限り」ではなく、全学の「共有知」として蓄積し、他の企画にも活かしていくことの重要性に気づいたという声もいただきました。これからも、このような勉強会を開催し、個々の経験を共有しながら、多様な背景を持つ方が参加できるようなイベント運営について議論を重ねていきたいと思います。