11月29日、DEI共創推進戦略室では、DEI推進の一環として、係長級の職員を対象とした階層別任意研修において1時間の対面形式でのワークショップを実施しました。
今回の研修は、チームマネジメントにおいて重要なDEIの基本姿勢を学ぶことを目的として行われました。研修受講者には、DEIに関する事前学習の上、エスニックマイノリティや性的マイノリティの方々が日常的に経験しているマイクロアグレッション等の事例動画を視聴してもらい、職場における現時点での課題や解決策について話し合ってもらいました。あわせて、職場内で「心理的安全性」を高めようとするときの障壁や工夫についての意見交換も行われました。最後に、今回の学びを日々の業務に活かしていくための具体的なアイデアを模索する時間を持ちました。
受講者からは、以下のようなコメントを頂きました。
「普段の何気ない会話の中でも、他者の視点を理解し、常に意識することが大切だと思いました。」
「ダイバーシティと一言で言ってもいろいろな種類があり、自分が普段気にしていたものは一部にすぎないことや、自分では気が付いていなかったアンコンシャスバイアスが沢山あることに気が付いた。そのような意識と想像力を持って業務にあたるようにしたい。」
「配慮しているつもりでも全く気付いていなかった視点などもあったので、反省するとともに、このような気づきの場になる研修はどの教職員も必須にした方がいいと思いました。」
「定期的に受講する機会があると良いと思います。」
また、「事前知識を充実させてから参加したほうが、より議論がしやすい」「もう少し時間が長くても良い」といったお声も頂きましたので、DEI共創推進戦略室では引き続き、研修の改善も図りながら、誰もが自身の力を存分に発揮できる環境づくりのため、研修等の取り組みを続けてまいります。