第1回IncluDE研究ワークショップ「インターセクショナルな『東大卒』分析」

2025.10.1

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第1回IncluDE研究ワークショップ「インターセクショナルな『東大卒』分析」

IncluDE研究ワークショップでは、DEIが関わる様々な研究領域からゲストの方々をお呼びし、参加者の皆さまと語り合います。つきましては、記念すべき第1回目のご案内をいたします。

IncluDE研究ワークショップ(第1回) 「インターセクショナルな『東大卒』分析」

日時:2025年10月10日 12時〜13時
開催場所:オンライン
参加費:無料
申し込みURL:
2025年10月10日(金)12:00-13:00 IncluDE研究ワークショップの申し込み

スピーカー:
本田由紀氏(東京大学大学院教育学研究科・教授)
中野円佳氏(東京大学多様性包摂共創センター・准教授)
久保京子氏(東京大学多様性包摂共創センター・特任研究員)

司会:
隠岐さや香(東京大学東京大学大学院 教育学研究科・多様性包摂共創センター)

趣旨:
ある社会の「学歴エリート」とされる人々の中にこそ、その社会のかかえる歪みが凝縮した形で現れるのかもしれません。とりわけ教育格差はその一つです。
『「東大卒」の研究—データからみる学歴エリート』(本田由紀編著・久保今日子・近藤千洋・中野円佳・久鬼成美著、ちくま新書、2025年)では、日本社会では学歴エリートとされる東京大学出身者がどういう人々であるのかを分析しました。その上で、地方/東京、女性/男性、大学第一世代/大卒が続く家の出身者、といった形で様々な格差や分断が卒業生たちのあいだに交差する形で存在する様子を描き出しました。
本書の特徴はそれに留まらず、「ではどうすればよいのか?」という視点から、東大に向けて具体的な「提言」も行っていることです。
本ワークショップでは著者の内3人の方をスピーカーにお招きし、新書の「その後」について伺います。本書を読んだ方も、未読の方も、ご関心のある方は奮ってご参加下さい!

情報保障:zoom字幕あり(日本語・英語)
参加費:無料