What we do
IncluDE 多様性包摂共創センターの取り組み
01DEI共創推進戦略室
センター長と、研究部門、実践部門の2部門の主要構成員から成り、両部門をつなぐIncluDEの中核機能を担います。研究と支援を循環させるだけではなく、企業、地域、他大学など、広く社会との連携を強化します。また、デジタル情報技術を活用して、センターで行われている先端研究、および学内外のさまざまなDEI関連のリソースやイベント情報、学内サービスなどを可視化し、DEI イノベーションに関する情報の発信源としての役割を果たします。
また、DEI研究部門やDEI実践部門と協力して、ジェンダーや障害に関する教育・研修プログラムを学内で実施し、インクルーシブなキャンパス文化の醸成に寄与します。同時に、実践で得られた知見を活かして、日本・アジアの文化事情を考慮に入れた新しい DEI 教育のあり方を追究し、その成果を国内外に発信していきます。
さらに、とくに障害に関しては、「障害の社会モデル」に則り、アドバイザーとして「当事者による評議会」を設置します。センターのすべての活動に困難の当事者の視点を取り入れるとともに、産官学連携や起業支援を通じて研究成果を着実に地域社会に普及・実装させます。ジェンダー平等についても、適宜、内外のアドバイザーに意見を聞き、東京大学、そして日本のジェンダー不平等の解決を探ります。
02DEI研究部門
東京大学には、ジェンダー研究、障害学の権威が大勢います。DEI 研究部門は、こうした、学内に散在するジェンダー研究、障害学及びその関連分野の研究者が集まる場となります。各分野の研究者たちは、相互に研究成果をインプットし合うことによって、従来の学問の枠を超え、需要・ユーザー主導のDEI社会デザインに関わる研究分野の拠点をつくります。
また、DEI実践部門と当事者による評議会とから、いまだ満たされていない当事者のニーズについての適切なインプットを得ることによって、より良い解決を提供できる研究開発を行います。
03DEI実践部門
この部門には、バリアフリー推進オフィス(旧バリアフリー支援室)とジェンダー・エクイティ推推オフィス(旧男女共同参画室)があり、これまで両室が担ってきた実践的機能を、余すことなく担います。
さらに、両室がIncluDEの一部門として統合され密に連携することで、交差性に対応できる支援も提供します。また、研究部門の成果を反映し、これまで以上に充実した学内サービスを実現します。加えて、実践現場で得られるニーズや知見を研究部門へとインプットし、知と実践の好循環を生み出します。